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アニメを見たりアニメの情報を見たり聞いたり読んだりしたら書き足しますが頻度少。もう存在しないアニメスタジオのこととか大々的に扱われることの少ないスタッフのこととかに興味がありますが、そうでないものも普通に感銘を受けたりなんかはするわけです。

2025

0420
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2012

1205
映画ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」(1992年 亜細亜堂)


(メインスタッフおよび動画協力の社名は略)




音楽パート原画
芝山 努 船越英之
小林常夫 湯浅政明

柴田晃宏 津幡佳明
大森幸夫 清水 洋
重国勇二



原画
木村文代  中村裕之
浅野文彰  岩崎知子
片田亜起夫 佐野哲郎
鈴木玲子  市来 剛
六崎光幸  福富和子
完甘美也子 大武正枝
牧 孝雄  川越 淳
朝倉 隆  野崎温子

動画チェック
原鐵夫 中村 紀
岡 英和

動画
弓納寺和子 田島栄子
池沼有美  河内雪江
榎本幸代  水戸保男
角 有明  佐藤和寛
指宿雄彦  深井孝一
小須賀博美 小田欣也
牧野美和子 吉野 仁
寺田朋郎  清水尚猛
寺島智美  柳瀬泰久
浦中利浩  野田直道
日高 丈  中村香織
粂川敬弘  阿部毅彦

動画管理 玉川真人



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2012

1201
鬼怒沼の機織姫


粗筋を纏めちゃえば2,3行で済みそうな話。
実際、もとの民話もかなりサックリしたものらしいのですが。
参考 「まんが日本昔ばなし「鬼怒沼の機織姫」と元ネタの民話についてのメモ」)

この「鬼怒沼~」、淡々としたものが上手い小林治さんの個性が存分に発揮されております。
なんつったって怖い
だいたい始めっから得体が知れません。虚ろな顔と声。うわー笑ってるよこの女。でまあ驚いたのが乳首と尻。「丸みを帯びた尻」って。弥十も17ですからね、そりゃあ触るわ。なんつう生っぽい味付け。
そんでまあ案の定、逆鱗に触れまして、ひゃーこら逃げ帰るんですが結局とっ捕まる。
糸に絡め取られて、来た道をまた引きずられていく。じっくりじっくり引きずられていく。ここで市原悦子の演技も少し感じが変わって、マアおっそろしいことおっそろしいこと。
以降、ついにはセリフすらも省いて!淡々と出来事のみが進行していく!もう必死だ弥十!死ぬもんなこのままだと!
でも原典では結局、死ぬ!ドンマイ弥十。


演出・小林治
文芸・沖島勲
美術・千葉秀雄
作画・大森幸夫




さて、「小林演出いいなあ」という点ばっかりで話を進めてきたんですけど、
むしろ今回気になったのは、
作画を担当した大森幸夫さん。
とても好きな動かし方です。

他に手がけている「まんが日本昔ばなし」は以下の通り。

お三ギツネと甚べえ
これは動物モノ。冒頭、馬のポクポクした歩きがイイ。
他にもオッサンの手の運びとか、全体的に動きのレベル高い。

鬼のつめ
これも、前2作よりは大人しめだけど良い感じ。

湯侍とあんま
未視聴。動画なし。これだけ演出は玉川真人さん。


亜細亜堂の人だとは思うけど、物凄い寡作。
2010年の「ちびまる子ちゃん」スタッフリストにも名前があるので、おそらく今も継続してやってるんじゃないかと。他には、ニャンダーかめんとか、絵柄がスッキリしたのに入ってらっしゃいますな。




以下余談。
●仲澤さん定期的に入ってるし、まる子も見ないといけないな。時間が。足りない。
そもそもまる子見ないうちは亜細亜堂好きとは言ってはいけないような。グオオ。

●「ふるさと再生」のほうの小林治回でちょいちょい原画やってる「ススキダトシオ」も誰。
まる子のコンテに「薄田トシオ」「鈴木トシオ」がいる。で結局何者。

●まんが日本昔ばなし、ニコニコやようつべに結構あったのが、
権利元の請求でポコポコ消去されてる。
にも関わらずDVD未収録話のまあ多いこと
権利主張すんなら、出すなり配信するなりして下さいよ!
荒木英樹さんとか数井浩子さんとか、意外な名前もチラホラあるので、めぼしい話数は観たい所。

2012

1106
巷説百物語(トムス・エンタテイメント/2003)

第1話「小豆洗い」

小豆洗いといえばゲゲゲのあいつに出てくる髭面のアレなんですけども。
それはそれとて小豆洗い。話としてはベタ。原作どうだったかまるで覚えてないけど、まず台詞回しはぜったいこれイジってるよね。端々で嫌に説明的な脚本。
ラスト、一行の掛け合いなんか、あまりに不自然な説明口調・しかも長台詞で、酷いもんです。

脚本は藤岡…あってめえ藤ダリオじゃねえか!構成の上手い山田悠介こと藤ダリオ先生!褒めてますよ。


観ててなんとなーく思い出したのが「モノノ怪」。
ただ、モノノ怪は1カット1カットおかしなことをやってたのに比べると、巷説は、演出そのものはオーソドックス。(1話だから様子見、という所もありそう。2話からいよいよ変だった記憶が)
強いて言えば部屋に案内するシークエンスなんかは、特殊なことをやりつつ手間も省けているし、他の部分も見栄と省力のバランスが良くて、こちらも結構好みです。プログラムピクチャーっぽい仰々しい演出は好き好きでしょう。京極作品の勢いというかケレンを感じる所もあるけど、使い所を絞ったほうが良かったと、個人的には思います。
色彩も特効も、当時としては先進的だったのではと思います。とにかく遠慮会釈のない色使いなので、悪く言えば画面に落ち着きが無いんですけど、


これとか。
観てる方は煙にまかれてしまうので、アニメ独自の作品世界は完璧に構築できてると思います。
美術(レイアウトか)のパースが特殊すぎて、キャラと遊離してるとこがちらほら。

冒頭、子供が殺されるところと、


百介が「がけ~~~ッ」って崖で落ちそうになるところが良かったです。

誰がやってんのかな、ここだけ浮いていました。宮さん自身の原画パートかも。



絵コンテ/演出 殿勝秀樹
作画監督 宮繁之
原画  牟田清司 小山知洋 苫政三 長尾根敏一 飯塚葉子
     小原太一郎 月岡英明 三柴直樹 伊東美奈子 藤井あやの
     野村美保子 吉田咲子 井上みえ 重国勇二


以下余談。

京極作品の映像化というと、だいたい映像派が手がけてますね。蜷川幸雄に実相寺昭雄に原田眞人に。
京極堂シリーズの映画版は姑獲鳥の夏のほうが好きですね。姑獲鳥の夏の方が、スジが転々としていないので判りやすいというのはありますが、それにしたって魍魎の匣の映画、ありゃあないですよ。ただ、もし実相寺さんで魍魎の匣をやったとしても、やはり上手くはいかなかったと思います。
京極作品は、内容もそうですが、視覚的にも文章で構築されきっているので(文章がページ内を跨がないようになっていたり、短い音を入れて文章のリズム整えたり)、他の小説原作と比べて、映像に置き換えるのが骨だと思われます。スジだけ追っていては、映像化は成功しない。そしてスジを追うにしても、膨大な理屈を2時間に収め切るのは不可能に近い。それでも映像化しなければならないとき、映像には映像の戦い方があるわけですね。
まあこんなこと、他の所で手垢がつくほど語られているので、
わざわざ俺が言うことでもなく。
実際、書いていて、余りにも新味のない浅薄な内容に自分で嫌気が差してきましたよ。

2012

1015
曽我部恵一BANDのオフィシャルPVとかライブ映像で、
たまーに「誌村宏明」という方が撮影に名を連ねていますが、
これはアニメ演出家の誌村さんと同一人物・・・ではないかな、さすがに。
「ローズレコーズ記録部の誌村さん」という方がいるらしい。いや、でも・・・
というわけで、誌村コンテ読んでみたい。イッちゃってるらしいので。

意外なところで意外なアニメ関係者の名前を見つけるのが趣味です。だからなんだという話ですが、テロップ厨なんで。
関根さんの陶芸とか。
最近は古本屋で、水出弘一さんの書いた競馬必勝本を発見しましたよ。調べたらそのスジでは有名なご様子。
水出さんの近著、「魔人探偵脳噛ネウロ完全心理解析書」とか、いわゆる「○○の秘密!」系統のものが多くて意外な気分です。シンエイ動画の文芸の人は他社と比べて特殊。

2012

0826
個人的なメモ。
ぴえろ魔法少女シリーズ以前の作品は話数を著述していませんが、これは単純に怠慢です。
インタビュー資料についてもネットで検索したものが大半なので不完全です。
とにかく不完全です。ちょっとづつ埋めます。

●フィルモグラフィー
アンデス少年ペペロの冒険(1975) 演出
ブロッカー軍団IVマシーンブラスター(1977) 演出
合身戦隊メカダーロボ(1977) 演出
超合体魔術ロボギンカイザー(1977) 演出
まんが日本絵巻(1977=1978) 演出
ヤッターマン(1977~1978) 演出
激走!ルーベンカイザー(1977~1978) 演出
女王陛下のプティアンジェ(1978~1979) 演出
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち(1979) 演出助手
ザ・ウルトラマン(1979) 演出
鉄腕アトム(1980) 絵コンテ・演出
うる星やつら(1981~1983) 演出
うる星やつら オンリー・ユー(劇場/1983) 演出
魔法の天使クリィミーマミ(1983) 絵コンテ・演出 10話 18話 22話 33話 38話 44話   演出 7話 25話
魔法の妖精ペルシャ(1984-85) 監督  絵コンテ・演出 1話 19話 絵コンテ 39話  演出 4話 13話
魔法のスターマジカルエミ(1985-1986) 監督  絵コンテ・演出 1話 25話 38話
魔法のスターマジカルエミ 蝉時雨(OVA/1986) 監督・脚本
艶姿 魔法の三人娘(OVA/1986) 監督
めぞん一刻(1986-1987) 監督(27話~52話) 絵コンテ 27話
妖魔(OVA/1989-1990) 監督
ちびまる子ちゃん 第一期(1990-1992) 文芸(途中まで)
暗黒神話(OVA/1990) 監督・脚本
恐怖新聞(OVA/1991) 監督
THE八犬伝(OVA/1991-1992) 監督
愛物語(OVA/1992) 監督 第7話「あの日にかえりたい」
ミラクル☆ガールズ(1993) 監督  演出 1話
MEGA MAN(1994) 絵コンテ(話数不明)
どんぐりの家(劇場/1997) 監督
ヨコハマ買い出し紀行(OVA/1998版) 監督 絵コンテ・演出 1話 2話
Spirit of Wonder「少年科學倶楽部」 (OVA/2001) 監督・脚本
魔法のスターマジカルエミ 雲光る(OVA/2002) 監督・脚本
ほとり~たださいわいを希う。~(2005) 監督
DEATH NOTE(2006) 絵コンテ 4話 12話 15話
かみちゃまかりん(2007) 監督 絵コンテ・演出 OP ED 1話  絵コンテ 26話  演出 8話
のらみみ(2008) 絵コンテ 6話B
のらみみ2(2008) 絵コンテ 4話 9話B
ポルフィの長い旅(2008) 絵コンテ 35話
クプ~!まめゴマ(2009) 絵コンテ 7話 16話 23話 32話 40話 47話
乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪(2009) 絵コンテ 7話
真・恋姫†無双 乙女大乱(2010) 絵コンテ 9話

●資料
KAC会報『Kitty Press』第7号 インタビュー(1986/8)
月刊アニメージュ Spirit of Wonder 監督インタビュー(2001/2月号)
月刊アニメージュ かみちゃまかりん監督インタビュー(2007/5月号)
杉並アニメーションミュージアム ペルシャ&エミ 思い出語り トークイベント(2009/10)
杉並アニメーションミュージアム インタビュー映像(2009)
オトナアニメol.20 インタビュー(2011)
アニメスタイル5号 インタビュー・手記(2011)
ほか、「ペルシャ」「エミ」などの監督作のDVDBOXにインタビュー冊子あったりなかったり(要調査)

●備考
・『三重離島会』オフィシャルホームページにて、同名の「安濃高志」氏が石鯛釣りの釣果を公開している。写真資料を探せていないのでご本人かどうか・・・(そして本人だったからなんだという話でもある)←別人のようです。2012/9/26追記。
・調べてる最中に、向後知一さんの話題も少し読めたのが嬉しかったり。
・(おそらく)岸義之さんのブログを見つけた。
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