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アニメを見たりアニメの情報を見たり聞いたり読んだりしたら書き足しますが頻度少。もう存在しないアニメスタジオのこととか大々的に扱われることの少ないスタッフのこととかに興味がありますが、そうでないものも普通に感銘を受けたりなんかはするわけです。

2024

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2013

0502
観てきた。池袋HUMAX。橋本昌和監督。コンテは高橋誌村宮脇増井、演出佐々木忍。
本当は新宿ピカデリーで「はじまりのみち」のパネル見たかったけど断念。

感想、風間ママファン必見映画その2だ!(その1は踊れアミーゴ)
浦沢義雄成分には予告の段階から期待はしていなかったけど、本当に浦沢臭は消えていた。冒頭のサラリーマンには代わりが居るいないのあたりに名残はあるか。セリフ回しは完全に整えられてしまっていると思う。
それがダメってんじゃなくて、掛け合いはかなり面白かったので、これで良かったんでないかと思う。
共同脚本はうえのきみこで、橋本監督のアニメスタイルインタビューから察するに、やはりセンテンスは直していそう。
敵キャラクターが良い感じ無意味な所はいいと思う。スシ夫婦仮面のキャストが無駄に豪華だったし、橋本監督おなじみの早見沙織とジェーニャの名前もあったので声優的にも楽しめるのでは。
早見沙織のロシア語が聞けるぜ。


以下感想ネタバレあり。メモ的に箇条書き。
お話は良かった。大層なことをしないでいこう、みたいな。
敵キャラのバックボーンの描き方が丁度良かった。しんのすけ側にそれを押し付けもしなかったとこも。それに絡む演出も、大仰でなくてイケてる。けっこうキーになる部分を無駄に強調したり説明したりしなくて、かといって分かり辛いわけでもなく、整理が上手い。
ラスト、グルメッポーイが悩んだ挙句自分から食べに行くのもイイです。あーゆーのやられると「お前も辛かったんだよな」みたいに思ってしまってつい気持ちが弛くなる。

ギャグとして心に残っているのは川越シェフがA級グルメ機構にとっ捕まってマナー教育されてるところの、「ボクは一流だ! CDだって出してる!」です。CDだって出してる!
マサオが笑いの美味しいところ持って行きまくり。一龍斎さんと真柴さんの実力を感じたなー。
中盤の劇画タッチギャグも久々にやってくれたなって感じで面白かったです。あれ、原画も「劇画クレヨンしんちゃん」の松山正彦さんだったら面白いんだけどそのへんどうなのかしら。末吉さんだったら赤っ恥だよ末吉パートぐらいわかれって感じで。
「あとは野となれ山となれ作戦」とかも過去へのオマージュかしら。
監督が作詞して荒川さんが作曲する挿入歌のパターン好きなので毎年やって貰えると楽しい。でも「宇宙のプリンセス」の自己紹介ミュージカルはかったるかったので、今作は時間配分のバランス感覚が上手だったなーと思う。

総じて橋本監督の演出はソツがない印象。
それって素晴らしいことなのに、何故か今猛烈に本郷監督や増井監督の微妙にズレた何かが恋しい!
なんだ、これは一体なんなんだ!
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