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アニメを見たりアニメの情報を見たり聞いたり読んだりしたら書き足しますが頻度少。もう存在しないアニメスタジオのこととか大々的に扱われることの少ないスタッフのこととかに興味がありますが、そうでないものも普通に感銘を受けたりなんかはするわけです。

2024

0319
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2013

0503
日本橋・丸善で開催中の
関修一原画展~名作アニメーションの世界~」へ行って来ました。
前回レポはこちら
今年の開催時期をすっかり調べ忘れており、
気がついた時には(5月2日夜)関さんとマッド・リュージ松土隆二(ベガエンタテイメント社長・元日アニPD)のトークショー終わっていたという悲しみ。聞きたかったなー。

毎度ながら撮影禁止なので文章のみでの振り返り。
例年、原画展と銘打たれていますが、アニメーション原画ではなく絵画の展示です。大半は名劇キャラのもの。複製原画の販売があります。物凄い高額です。
ポストカード販売もあって、展示作品と同様の図版からオリジナルイラストのものと種類豊富なので、そちらでも充分に欲は満足できるかと。

2013年の新作が展示されていたので、以前行った方も、もう一度行く意義はあると思います。
ペリーヌ物語・小さなバイキングビッケといった人気どころが多かったですが、
乙な所では「シンドバッドの冒険」の描きおろし新作も展示。
東京MXでの再放送に合わせてでしょうか。活き活きしてました。
「わたしのあしながおじさん」の絵が二点あったのも嬉しかったな。
動物も何点か展示がありましたが(これは昨年もかな)、あれは「ふぉうちゅんドッグす」と関係あったんかな、はてさて。

会期中、運が良ければ、関さんご本人がギャラリーにいらっしゃいます。(作家全日在廊、とジュンク堂のサイトにありますね。ただ喫茶店で休まれている事もあるようです)
私が行った時は、中央のテーブルについてファンの方にサイン色紙を描いていらっしゃいました。込み入ったお話をしてたので、業者の方だったかもしれないですけど。羨ましいなあ。

しかし観る度に思うんですけど、本当に無茶苦茶上手いです。しびれます。
今回買ったポストカードら。トムソーヤー関係の絵が良すぎ。



ついでにと言ってはなんですが関情報

こちらのメモリアルブックには、巻末にインタビューあり
「南の虹のルーシー」「トム・ソーヤーの冒険」「ふしぎな島のフローネ」「私のあしながおじさん」のキャラクター設定も載っています。現時点で関さんの設定画を見られるのはこの本くらいでないかな。
赤堀重雄さんもブログで何点か公開されていましたっけ。


こちらは関インタビューは無いですが、黒田監督とか佐藤好春さんインタビューあり。

私は世代じゃないのでわからないんですけど世紀の珍作だったらしい「REX恐竜物語」絵本とかも探したいんですが、情報求むです。画像もないんでどういったものなのか分からない。



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2013

0405
ウテナ原画展行った記憶メモ。本当に展示のメモ。

思った以上に展示が豊富で驚きました。
長谷川さんの原画の線がまあ嘘のように綺麗で、かなりの時間見とれる。前が詰まっていたのが、かえって好都合。他の人はわりかし暇そうにしてて、「セイバーマリオネット」とかの思い出話に移行してましたが。ああ、世代だなあ、とか感じたり。「ウテナkiss」資料を読んだけど記憶無いです、すいません。決闘はあったけど、アンシーから剣を取り出すあたりの要素は「Kiss」には入ってなかった……ような?
原画とかの資料ばっかり読んでたんで、セル画がかなり貴重なもの(髪色違い)だったと知らず、もう少し記憶に焼き付けておけばよかったと反省。
幾原さんの1話コンテは演技付け・画面効果の指示まで事細かに書いてあり、感動。
各話の原画も数多く展示してあり、中には当時の演出・作監の指示を読めるものもあったので、その方面好きな人はマストだと思います。
小林七郎さんの美術、さいとうちほさんの絵と、とにかくウテナ関係の設定画・イラストは網羅。どちらも眼福。
ウテナの原画展と言いつつ、ピンドラ関連の原画展示も結構な点数ありました。馬越さんのとことかあったハズ。
図録は最終日を前に売り切れたので、博多行きたい。通販ないですか、ないですね。
グッズは軒並みなくなってましたが、Tシャツと、イクニ×永野護の小説など、図録以外の書籍類はちょい残っていました。あとピンドラグッズ。


以下メモ。
・20話で西園寺がベッドの上でアホづらかましてるとこ(どこだ?今度見返さないと)たけうちのぶゆき原画
・若葉が髪飾りをつけたアンシーとスレ違う所はをがわいちろを(小川一郎)の担当。原画展では細田守か桜美かつしの演出修正の書き込みが読める(展示に顔を近づけるワケにいかなかったので、修正者の記名を読むのが難しかったが、「細田」と書いてあったような)

2013

0215
だいぶ前ですが白隠展に行って来ました。
たまたま発見したチラシの絵柄があまりにも好みに合致したので、
白隠のことを知らずに見に行ったのですが、これがまあ大変オモシロおかしうございました。

なんといってもこのプヨプヨおじちゃん感が!たまらん!
観て下さいこの表情。今にも「ウヒヒ」とか笑い出しそう。

下は「すたすた坊主」とかいう白隠きっての人気キャラだそうです。
人気キャラって。ピカチュウみたいなものらしいですよ。

しかしはるか400年前に、これだけグラフィカルでユーモアにあふれた絵を描いた人がいたとは。
(ちなみに、後から調べたらこの白隠に影響を受けたらしい池大雅なんかが、似たような脱力系デザインチックイラストを描いておりました。不勉強でしたですよ!)

「すたすた坊主」の他にも、「布袋」「達磨」「お多福」などの持ちキャラを多く持っていたそうです。白隠で検索すると多く出てくる画像が「達磨」で、彼自身が投影されている自画像でも有るとか。
ヘタウマ系漫画家のハシリのようですな。
とか失礼な例えをしてみたり。マジメに研究してる人に怒られる。

ワタクシ子供の頃、限られた枠内に文字を収めきれずに、名札の文字なんかが書き進むにつれ寸詰まりになっていました。流石に年をとって空間把握能力が育ってからはそんなことも少なくなったのですが、
白隠の書画はいつまで経っても下のほうが詰まっております。
かわいい!
字も下手っぴだし。
あ、馬鹿にしてるような語り口ですけど、解説にも「勢い良すぎて下が詰まってるね」(大意)と書いてあったんですよ。
上手く書いていた時期もあったのに、突然グジョグジョに書き始めたらしいです。上手い時の書も展示されていました。不思議ですね。なんというか、俗な衒いを捨てている感じです。

なんか気分が軽くなりましたよ。
イラストレーターがみんなして巧すぎて気持ち悪くなってる絵描き志望・漫画家志望の方は、ちょっと楽になれるかもしれません。上手い奴はどんどん増えて珍しくも何ともなくなってしまったので、しりあがり寿みたいなテイストでメシを食っていくのが理想ですね。
俗っぽい結論だな。
ていうかそっちのエリアも、もう席が無い?
やめてくれえ!

ちなみに白隠は禅関係のエライ人、というか中興の祖だそうです。現代の禅は白隠から始まるとか。
生き様の旺盛さにも興味が出たので、ミュージアムに売ってた関連書も買ってみました。

禅の絵解きに多く触れていて、かなり読み応えがあります。
ワタクシは絶賛積ん読中あいすみません。

2012

0409
日本橋・丸善で開催中の
「関修一原画展」に行ってきました。

関さんといえば日アニ名作劇場でおなじみのアニメーター。
今回は私の好きな「トム・ソーヤーの冒険」の新作画が多く、大変眼福でありました。
マフ・ポッターとインジャンジョーの2ショットまであったよ!
ベッキーの描き方が気のせいか今風な感じに寄っていた気がします。といっても関さんの柔らかい画風が変化することは無く。むしろ魅力が倍増していたような。

やはり原画を観ると関さんが段違いに上手いのがわかりますね。
なんでこんな絵が描けるんじゃ!?
各画にはタイトルが冠されているんですが、その一枚だけで、描かれている人物の佇まいだけで、いろいろなドラマが脳内に立ち上ってきます。
(撮影禁止だったので画像なしです、申し訳ない)
昔ならいざしらず、今の関さんの絵は関さん本人が描かないとダメなんじゃないかなぁ。


展示された絵は全て販売もされていましたが、流石にそれを購入する経済力が無かったので、ポストカードを買いました。
丸善のロゴおしゃれですね。

これはペリーヌ物語のポストカードです。うめえ。
他にもオリジナルの戦時下の少年少女かな?っていう図案のポストカードや(そういえば、戦時下の子供を描きたいと言っておられましたね)トムソーヤーの冒険のものを購入しました。行ってよかった!

ところで、会場の真ん中に設けられた丸テーブルでスケッチをされていたのは、もしや関修一さん本人だったのでは・・・・・・?
テーブルには葛飾北斎がらみの文庫本も置いてありました。




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