オーガスのOP演出とかの福島和美さんて
いままで全く気づかなかったけど
コメットとかシナジーSP作品でよく見かけた福島一三さんと同一人物か？
昔のものを見ていないから、まったく繋がらなかった。確証はないのですが。
一三さんはコメットさん☆見てたとき、「もう一歩メテオさんで泣かせてくれえ」と思ったものですが、和美さんのオーガスはいいですね。

メインキャラデザイン・SUEZENさん、
テクニカル・ディレクターが西本由紀夫さん、
アニメーションディレクターが清水貴子さんで、
サテライト制作とのこと。
個人的にはテンションが上がるビジュアルなので
どっかで配信があれば。

PS２ソフト『SIREN』といえばホラーゲームの金字塔。
それを購入した所、ありがたいことにスタッフリストがついていたので目を通す。

なんと『SIREN』、丹地陽子が絵コンテ担当なんですね。
意外なところで意外な名前。
ムービーパートの制作プロデュースは光延青児（スタジオ雲雀）。制作スタッフにはアニメーターの田中穣も名を連ねていますが、具体的な職分は不明。
屍人の声、富坂晶もやってるんだ。懐かしい名前…。

ところで『SIREN』を購入した理由なのだが、Amazonで間違って注文してしまったのだ。
本来は『SIREN２』を買うはずだった。なぜならもう『SIREN』は持っているのだから。つれえ。


追記。（10月16日）

『SIREN2』ムービーも、やはり絵コンテは丹地陽子。
ムービーパートのディレクションはアニマロイドの日下部実・
（おそらく）画面デザインかCGデザインなのかは知らないが、『デザイン』という役職で、T2スタジオから那須信司（ナスシンジ）ほか多数が参加。
スタジオ雲雀はイベントデモ制作で参加、植田秀蔵と滝川千尋が参加。
といった具合。
音楽が蓜島さんに変わってる。

もはや山内重保関係ないチーズスイートホームと重本雅博さんの話。

クレヨンしんちゃん劇場版常連かつ山内重保演出回ちらほら見かけアニメーター・重本雅博さんはどんな人か調べるために、さしあたって担当パートを割りやすそうな短編アニメを見てみる。

まず無印「チーズスイートホーム」67話と102話。
67話は坂元恵美・重本雅博の二人原画。
ええと分からない。
全体的に芝居が細かくて良い印象を持つ。猫は小林明美さんの修正が入りまくっていそうだ。
102話の原画は星和伸・重本雅博・やましたさとる。ダンボールを積み込む引っ越し屋のお兄さんが良かった。ちょっと体重を後ろにかけて、荷物を持ち直す感じ。重いものを持つときはこうだなと思う。星和伸さんだろうか。
ほか、チーの動きは安定しているものの全体的には普通。猫は小林明美さんの修正がガンガン入っているのではないかと思ったら作画監督は新岡さん。
「みたみた？」の台詞と奥さんの手の動きがマッチしているのは演出の仕事かも分からんが、これも星さんの仕事だとすればテロ順っぽさがある。

ほいでもって第二シーズン「あたらしいおうち」1話。
原画は田中春香・重本雅博。
田中春香さんは鬼灯の冷徹のED作監とかの人でしょうか。
どうにもテロ順のような気がする。

同・32話
原画は和田高明・坂元恵美・重本雅博・新岡浩美。
その前に、29話が坂元さんの一人原画なので特徴を見てみた。
ひょっとするとうまい人かもしれないが分からない。
店員さんの動きってバンク？（後述）
31話は山川浩臣と名前が似ていて一緒のアニメに参加してることが多い山川浩美さんの一人原画。動かすと上手いけど、あんまり見どころが多いわけでもなく。
こなみかなたの絵、角度をつけることに異様に向かない絵だなと思い始める。
懸案の32話。
全体的に良いので分からない。和田さんのパートがわからないというダメな事態におちいる。
頭から和田さんなんですかね？和田さんだッていうほど弾けた仕事ぶりでもない。店員さんの面白い動き（冒頭）は２９話にもあったような気がするのだけど和田さんっぽくもある。
店長がコケるとこは和田さん？だとしたらテロ順ではない？
まあ結局のところ何とも言いがたい。

ほか、「あたらしいおうち」には残り2本、重本さんの参加回があるのだが、ここまでで何も掴めなかったので疲れが出てきて後で見ることにしている。
全体的に抑制と統一が効いているシリーズですねチーズスイートホーム。
あと何の説明もなく「テロ順」とか言っている不親切さ。そこ気にする？テロ順ってなんだよ生牡蠣垂らしたみたいな語感ですよね。

山内重保の演出回に参加するアニメーターの話。
山内回においては、制作会社側が用意した人材とは別に、常連と言ってもいいくらい馴染みのある名前を見つける事ができる。
山内組だとか固定人員だとか言うほどでもない。スケジュールの都合がつけば参加しているという印象だ。
代表的な方を挙げれば、やっぱり羽山さん。山内演出回といえば高確率で羽山作監みたいなことになっている。ついで印象深いのは馬越さん馬場さん薗部さんや西位さんなど。玉川さんとかケンオーさんとかも。
ほか、地味に組んでいる回数が多いのがとみながまり、生田目康裕、西田寛治、志田ただし。特に生田目さんは東映からの付き合いだけあって、信頼も篤いんではないか。志田さんは意外だったのだが、けっこうJCの仕事を取ってるので「夢喰いメリー」は予想範囲内として「ピンドラ」「ハピプリ」にも顔を出している。
その「夢喰いメリー」以降からジワジワと山内さんの人付き合いが広がっている印象があって、前出の西田さんのほか、げそいくお（新世界より・ナゾカノ）・重本雅博（アイマス・君のいる町）といった面々が会社の枠を超えて山内回に参加している。
ちなみに近年は山内作品から遠ざかっているアニメーターの中では、丸加奈子や古瀬真弓も参加作品数が多い。丸さんはキャシャーンで一気に注目度が上がった人という気がする。古瀬さんは、アニメーターとしての活動自体を2011年頃に止めてしまっている可能性がある。

羽山さんがサイトでおっしゃっていた（新世界よりの時）「上手い原画マンたち」は、たぶん山内コンテの流れを汲める人なのだろう。その呼吸がつかめるアニメーターの資質を山内さんも敏感に感じ取って、以降も声をかけ続けるんではないだろうかという妄想。
西田さんなんか皆勤賞じゃないかってくらい山内回に入ってますからね。


さてなんとなく興味が出てきたのが重本雅博さんで、そういや劇場版クレヨンしんちゃんで皆勤賞じゃないのかってくらい名前を見かける人だ。和泉絹子と並んで。
いったいどんな人なんだろうか。
調べてみると「リタとナントカ」のパイロット版にも参加しているという。たまたま、という可能性も無きにしもあらずだが、そのパイロットの他のメンツが大橋学田村篤堀内博之マジかよ。他、今野史枝（ジブリの人）と菱沼祐樹（日アニ出身のうまい人）。
俄然俄然の大俄然興味が湧いてきたのでアニメスタッフデータベースを参照しつつ、特徴を割り出しやすそうなショートアニメから参加作品を掘る。

といった経緯で『チーズスイートホーム』を見た。
後半へ続く。